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2010.01.22 (Fri)

■ 神事とは? ■ 

上げ馬

上げ馬神事から虐待をなくすキャンペーンより

「上げ馬神事」とは
三重県の多度大社と猪名部神社の例祭。
各地区から選ばれた少年騎手6名が2日間にわたり計18頭の馬に乗り、約100Mの直線馬場の先に
ある絶壁をこえ、その成否で作況や景気を占うとされます。
別名を「上げ坂」といい、古くは絶壁はなく坂を駆け上がっていたとの考察もあります。
歴史が古く珍しい行事であることから近年、三重県が無形文化財に指定しました。

なぜ改善が必要なのか?

理由 馬の虐待

近年の「上げ馬」観光名物となり、「人馬一体で絶壁に挑む」「勇壮な祭」という
キャッチフレーズで観客を集めます。
しかしそれを演出するため、「動物愛護管理法」に違反する馬の虐待が本番前から行われます。

*みみず腫れがつくまで棒で殴り、脅かす
 馬が逃げられないよう押さえつけ、硬い棒で尻や股をめった打ちにする、典型的な暴力による虐待。
 主催者は禁止していますが、監視がなされません。馬の目の前で笹竹をふるい極度の恐怖を
 与える行為もみられます。

*興奮・刺激性の薬物でドーピングする
 1996年、興奮剤注射によるドーピングが発覚、中止の申し合わせがされましたが、
 今も一部で使用が疑われます。
 ホウタンと呼ぶ刺激性の赤い調合薬も鼻腔や口腔、陰茎に塗られます。
 アルコールを無理やり飲ませることもあります。薬物で馬の能力を操作する「ドーピング」は
 馬保護の観点から許されず競馬や馬術では厳禁で、一部の薬物は所持することも違法です。

*「ぶっつけ本番」で危険な障害物に追い立て、致命傷を負わせる
 上げ馬の坂は勾配約30度、壁の高さは約2m。当日、中央を凹ませ高さ1.5~1.6mにします。
 数年前より低くなったとはいえ以前として常軌を逸した構造です。
 ぶつかれば重傷を負う障害に馬を向けることは馬術でも競馬でも行いません。
 「固定障害」の高さはトップクラスでも1.2mで、これ以上は落下するバーか柔らかい生垣等で作ります。
 未訓練の馬にはどんな障害も危険ですが、「上げ馬」の馬は何の訓練も受けず、ドーピングと暴力で
 文字通りの「ぶっつけ本番」で崖に追い立てられます。
 結果、多くが壁に激突あるいは転倒し、致命傷を負う馬が例年出ます。

*失敗した馬をロープで吊り上げる
 猪名部では「上げ馬」を成功させるため、崖下で止まった馬にロープをかけて吊り上げます。
 丸太同然に扱われる馬は恐怖と苦痛でもがき、後ろ向きに転倒することも。
 主催者は禁止していますがなくなりません。

*致命傷を負った馬をクレーンで吊り上げ搬出
 重傷で立てない馬に安楽死処置も鎮痛処置もとらず、生きたままクレーンで車で搬出。
 吊り上げる途中で落下することもあります。




神事?
これだけの虐待と言えることを“神事・伝統・文化”を理由に行って良いのか?
“神事・伝統・文化”を語る前に命の尊厳はどこへ。

伝統や観光資源を守ることは理解できますが、あまりにもどうぶつを無視した道具扱いの神事は
本当の神事なんですかね?

神様がこのようなことをして喜ぶのかな...認めているのか...

これが県指定無形民俗文化財の「上げ馬神事」。

どうぶつ虐待も文化財ですか。

見ていられません。
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EDIT  |  16:06  |  どうぶつ  |  Top↑
2010.01.11 (Mon)

■ 山に帰りたかったよね。 ■ 

ひかれ→殴られ→とどめは拳銃…イノシシ受難
1月11日20時20分配信 読売新聞

 11日昼ごろ、金沢市伏見台の住宅街にイノシシが現れ、民家裏の通路に逃げ込んだところを
金沢中署員に射殺された。

 署員2人は約10分間、追いかけて拳銃計6発を撃った。発砲による負傷者はなかったが、
周辺は一時騒然となった。

 同署の発表によると、午前11時10分ごろ、同所の市道で「イノシシを車でひいた」と
110番があった。駆け付けた猟友会員2人が、車の前輪に足を挟まれていたイノシシの頭を
ハンマーで殴ったところ、イノシシが暴れ出し、2人にかみついて逃げた。
その後、近くの田んぼや路上を逃げ回ったが、同署の巡査部長(55)と巡査(25)に撃ち殺された。

 猟友会の2人は軽傷。イノシシは体長130センチ、体重約100キロの雌




かわいそうなイノシシのニュースでした。
きっと餌をもとめて街に出てきてしまったのでしょう。

何かもっと命の大切に守る方法は無かったのでしょうか?
現場にいたわけではないので、状況はわかりませんが、"どうぶつの命軽視"を感じます。

まず、最初の猟友会の方。
車の前輪に足を挟まれていたイノシシの頭をハンマーで殴ったって?
そらイノシシも怒るよ。
(でも、普段からどうぶつを殺す友の会で活動されているのですからそうなるかな)
イノシシは辛かったでしょうね。
たまたま出てきてしまった街で、車に轢かれ足を挟まれ、助けに来た人間と思ったら
ハンマーで頭を殴られ。
悲しかったよね。
山では家族がまってたかもしれない。
街になんか来たくなかったよね。

次に警察の方。
日本の警察は、無差別に人を殺して逃げる凶悪犯にも、殆ど発砲することは無いのに、
相手がどうぶつとなると簡単に撃ち殺す。
警察批判をするつもりはありませんが、心が無いように感じます。淋しいかぎりです。

新聞の見出しどおり「イノシシ受難」です。
これで本当に良かったの?

山に帰りたかったよね。

EDIT  |  21:55  |  どうぶつ  |  Top↑
2010.01.11 (Mon)

■ 森のラブレターⅡ ■ 

「森のラブレターⅡ」 1月9日(土)に放映された番組。

命・文化・自然…この世界に存在する大切なものについてのドキュメンタリー番組。

命や自然について多くの方が、見つめなおすきっかけとなるすばらしい番組でした。
ただ1つ残念だったのが、命の大切さを取り上げているにも関わらず、番組の中で中島美嘉さんが
衿に大きなファーのついたコートを着ていたことです。
ファーがどのように作られているのか、ファーにされるどうぶつの扱いなどを理解されているのか?
中島美嘉さん本人よりスタイリストの方や番組スタッフの方の配慮が足りないことが残念でした。

せっかく良い番組だったのに、本当に製作スタッフは命・文化・自然を考えて製作したのか?
少し疑問に思います。
環境問題などを取り上げ社会全体の意識向上への貢献はとても大きく、今後も続けていただきたい
活動(番組)ですが、ブーム・話題性・視聴率目的だけでの企画に終わらせていただきたくないと
感じ、番組HP「意見・感想」フォームへ一言だけお送りさせていただきました。

EDIT  |  02:26  |  どうぶつ  |  Top↑
2010.01.04 (Mon)

■ なぜ繰り返される ペットの悲劇  ■ 

門松あけましておめでとうございます。門松

本年も皆さんとどうぶつ達にとって少しでも良い年でありますように。

どうぞ宜しくお願いいたします。






1月9日(土)
午後10時15分~10時58分

NHK総合「追跡!A to Z」

なぜ繰り返される ペットの悲劇

感想・お問い合わせ





少しでも多くの方に実態を知ってもらい、人間として恥かしくない生き方、
命の大切さを考えなおしてもらいたいです。
そして、どうぶつ達に対して優しい地球・日本になって欲しいです。

何度も言いますが、どうぶつは物ではありません。
私達人間と同じ命です。
もう一度良く考えてみいただきたいです。
自分が人間以外のどうぶつに生まれてきた時のことを...




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